こんばんは。
今日は炉のお稽古最終日、そして上級(助講師)のお免状をいただいてきました。引継ぎの式ということで、先輩のお弟子さんから行の行台子のお点前を披露していただきました。
そのお弟子さんは10年以上前にお茶名を拝受されている方で、言葉遣いや振る舞いがいつも素敵だなと思っております。
12月15日の日付で家元は許状を書いてくださっているのですが、先生の手元に届いたのは先月ということで・・・
身の引き締まる思いで、久々に着物を着てお稽古に出かけました。
自分のお稽古は台天目。
先日メモした内容が活きました。しかしお茶ノートなるものを作った方がやはりよさそう・・・どうしても口伝だからということと、お教室でさっと見返せるものがあった方がよいですね。あまり紙媒体の持ち物を増やしたいとは思わないのですが。
ポイントまとめていきます。
・竹の蓋置、唐金建水、曲げ水差し。運び出しで水次は使わない。茶入れは特に決まったものはない。
・勝手付に天目台と茶碗は絶対に置かない。
・草の四方捌きでお茶杓を清める。3回拭いたらたたみ直して清拭き。
・お茶入れのお茶は回し出しはしない。そのため最後の拝見に出すときも、蓋を開けて清めることはしない。
・扉の開け閉めは手をついて行う
・天目台を出すとき、左手は手前を大げさに持たなくてよい。環付に出す。
・挨拶をしたら中終いをするのは同じ。飲みきりで中終いを解き、お水一杓帛紗腰。
・お茶碗の問答「細川家伝来のはいかつぎ天目?でございます」「天目台は?」「それに沿うたものを使っております」だっけな(笑)
・象牙の形は利休型
・お茶碗は必ず両手で扱う。右手で取る。天目台は左手から。
こんな感じだったかなー。
ちなみに行台子のお稽古も、まとめておきます。(うろおぼえ)
・台子のお棚を使う。奥に神様がいることとして、神様に捧げるお茶のイメージ。
・お茶を頂くときは、自分の古帛紗を出して、揉み手(3回)をしてからお茶碗を両手で取る。挨拶の途中でも、手はつかない。
・お茶入れを清めるときは、真の四方捌きをする(四角くたたむやつ)。清めたお茶入れはお棚の正面に置く。
・お茶杓は竹の元節茶杓を使う。唐物の茶入れとお茶碗。お茶入れは岩城文林だったかな。お仕覆は花鳥梅花紋錦、だったはず、、、
・お棚にすべてセットしてあるから、お菓子だけ出して帛紗を腰につけたら礼をしてそのまま入ってくる。(水屋仕事として、お盆を持ってきたりするやつもあった。。お茶入れと茶巾、茶杓、茶筅がセットしてあるなんとか盆。建水の中に入っている蓋置はほやこうろうというらしい。ほやの文字は火屋だったり帆矢と書いたりするみたい。あれ、でも天目台にのっている茶碗に茶巾と茶筅が入っていたような。。。)
・とりあえず(笑)、最初に火箸を取って棚の左下に置く。
・行の行台子では、「構えて窯の蓋」を絶対にしない。いちいち柄杓立てに返す。窯の蓋を開けたり閉めたりするときにはほやこうろうの蓋を開けたり閉めたりする。
・行の行台子では、建水の上で帛紗をはたくことをしない。そうしないために茶杓を清める時には裏返しの状態で清め、それを三角にするときに裏返して汚れた部分が見えないようにする。
・お客様はお茶をいただいたら、「お茶入れの拝見を」とだけまず言う。亭主は唐物茶入れを拝見に出すとき、行の帛紗さばき(一番難しいやつ)をして帛紗をたたみ、向こう手前、といつもと逆で清める。回すときも、親指で押すのではなく逆。お茶入れを出してもらってから、お客様は「お茶杓、お仕覆の拝見を」とお願いする。拝見に出すとき、お茶入れは環付に出す。茶杓とお仕覆は少し離れた場所に置く。
・亭主は建水まで持って帰ったら、清めて持ち出す。それまでの間にお水つぎあったかな・・・。最後の問答の前に、黒い棗に薄茶を入れて持ち出し、棚に飾る。
順不同ですが覚えてるのはこんな感じです。むずかしー。
これから結婚出産子育てってあると月に3回通うのは難しいかもしれないなー、だからそれまでにお茶名いただいておきたいなと思うのだけれど、早くてもあと4年はかかりそう涙