ショックの理解の最後、心外閉塞・拘束性ショック
これは「心臓以外」が原因で生じるショックらしい。
心タンポナーデ、自然気胸、肺塞栓や、重度の心外膜炎などに伴って発生すると。
なんか色々書いてあったけどいまいちわかりにくかったから、ショックの治療3原則のせちゃう。
①頻脈や徐脈に基づく低血圧
:輸液や昇圧剤を使用する前に、頻脈や徐脈を制御するための治療が優先される。
②循環血液量減少性の低血圧
:昇圧薬より輸液(細胞外液)が優先される
③循環血液量が正常な心ポンプ障害時
:過剰な輸液は避け、血管収縮薬・昇圧薬で対処する。なぜなら心不全の状態で輸液を行うと、水をドレナージできず輸液過多の状態となり心不全の悪化・肺うっ血をきたすため。
各種ショック時の輸液と薬剤についてもまとめてみる。
出血性ショック:細胞外液は乳酸リンゲル液、酢酸リンゲル液。代用血漿剤はヘスパンダ―、低分子デキストラン。
心原性ショック:乳酸リンゲル液+ドブタミン・ドパミン、利尿薬・血管拡張薬・ドブタミン、ドパミン
敗血症性ショック:細胞外液製剤:乳酸リンゲル液、ノルアドレナリン
アナフィラキシーショック:乳酸リンゲル液、アドレナリン
神経原性ショック:乳酸リンゲル液・酢酸リンゲル液、硫酸アトロピン・イソプロテレノール
以上です。長かったあ
ショックだけでこれだけの容量のことを理解しなきゃいけないなんてね。
次は呼吸モニタリングだー
換気とガス交換に分けて考えるらしい。
NP興味あるって話して、大学院いって修士とるって話を医者としてたけど、そこまで勉強しても給料変わらないってやりがい搾取だよなーって(笑)
大学の先生とかしたらまた給料あがるんだろうか・・・?だったらやるのもありだよねえ。枠あるかわからんけど。そしてNPとしての経験を積むってのもまたちょっと怖かったりする。
人生分岐点ですな。